金沢紙業によせられる、よくある質問
オフィスシュレッダーの屑はリサイクルできますか?
オフィスシュレッダーで裁断した屑は細く、細かくなりすぎるためリサイクルにまわしても繊維がとれません。 そのためゴミとして焼却処分され、リサイクルされていないのが現状です。
RDVシステムでの裁断と、オフィスシュレッダーの裁断はどこが違いますか?
オフィスシュレッダーとは、カットサイズ及びカット方法が違います。 カットサイズに関しては、製紙メーカーが要望する大きさ(10mm×50mm)をクリアーしています。 また、カット方法は書類を「斜めに」「引きちぎる」ため内容が読みとれず、繊維も壊れません。
カットサイズが大きければ、いくら斜めにカットしても継ぎ合わせて内容が読めるのでは?
確かに1つ1つの断片は大きいですが、その点は裁断スピードでカバーします。 ダンボール1箱の書類はA4サイズのコピー用紙の枚数で約5,000枚ですが、この5,000枚を裁断するのに要する時間はわずか2分です。 2分後、5,000枚のコピー用紙は600,000枚の断片になってしまうので、継ぎ合わせは不可能です。
RDVシステムで裁断された屑は、どんな紙に再生されるのですか?
白黒印刷のコピー用紙のみであればトイレットペーパーが一般的です。 色付き用紙や紙質が混ざっているものはお菓子やおもちゃ等を入れる箱等に再生されます。
ホッチキス・クリップは取り外さなければならないのですか?
オフィスシュレッダーと違い「切る」のではなく「引きちぎる」のでついたままでも問題はありません。 また、製紙メーカーでの再生でも細かい金属片は、簡単に取り除けるので問題ありません。
リサイクルできない紙はありますか?
禁忌品(きんきひん)と呼ばれるものは、リサイクルできません。 具体的には、感熱紙、カーボン紙、ラミネート加工紙などです。
証明書は発行してくれるのですか?
JQA (財団法人日本品質保証機構)より認定された「RDVシステム(オンサイト処理)におけるリサイクル処理安全対策認証基準」に基づく証明書を 1回のサービスに付き2枚の証明書を発行します。1枚は裁断終了時にその場で機密抹消の「裁断証明書」。 もう1枚はリサイクルにまわした段階で「リサイクル証明書」を発行します。
JQA適合認定とは?
JQA は経済産業省を主務官庁とする財団法人で、日本の産業発展の過程において、特に工業製品の海外輸出を手助けするために その品質保証に対する検査機関が必要であるという理由から設立された機関で、現在も品質保証をはじめ、ISO、コンピューターセキュリティ、情報処理サービス業の安全対策など さまざまな承認を行っている第三者機関です。 JQAはISOの認定もしています。ISOは環境の為にリサイクル率をアップさせなければなりませんが、その為に機密書類を一般古紙と同じ扱いで リサイクルに回すのは危険ですし、各企業・行政側もそれはできません。 そこでJQAは、集められた機密書類を厳重に管理し確実な機密の抹消が可能な「処理施設」に対して適合認定をしていました。 我々の出張裁断車輛は、危険な運搬作業すら無い機密の抹消が出来る事から、「より確実な処理施設」として「リサイクル処理センタ安全対策適合認定」を受けました。
当社は各県に出先があるのですが、他県の出先でも出張裁断は可能ですか?
他県にも全国RDVシステム協議会の登録店があるため何処でもサービスは可能です。 しかし、県によっては隣県からの出張となる場合もあります。その場合はいくらか出張交通費がかかります。 正確な出張交通費は、出先の所在地を教えてもらえれば計算し連絡致します。
駐車スペースがない場合はどのように処理しているのですか?
処理量が少量なら、運送屋さんと同じくらいの駐車時間で処理できるので路上で処理しています。 大量の場合は近くのパーキングを借りたり、警察の道路使用許可をとることも可能です。